『この家には私の味方は誰もいないと思ってた』その2
このタイトル、
当時、3年生か4年生位の娘に言われた言葉なんです。
ウチの娘は 私から見て、
「親の言うことを聞かないダメな子」だったの
朝は全然起きなくて、忙しいのに何度も何度も起こしに行くのに、それでも起きない。
やっと起きたと思ったのに ご飯を食べるのも遅い 支度も遅い…
私のセリフはいつも「早くしなさい!!(o`з’*)」
朝からイライラしまくってた
毎日遅刻ギリギリか、遅刻してた(笑)
学校から帰ったら、カバンを放り出して、脱いだものも脱ぎっぱなし、それで遊びに行っちゃって……
「今日こそはちゃんとさせないと」
毎日そう思って、子供達がいない間に家を掃除して、キレイにしておくのに、帰って来たら跡形もなくちらかり放題
「片付けなさい!!」って言っても言っても片付けないから私が片付ける…の悪循環
全然勉強もしない、通信講座をやってたのに、毎日のドリルはほとんどやらずにテストだけやって送る(笑)
夜はご飯をダラダラ食べて、「嫌いなものでも食べなさい!!」って言ってたから余計に終わらない。テレビを消しても、ひとりにしてもテーブルに座ってる、食べればスグに終わるのに ただ座ってる
『絶対食べたくない娘と絶対食べさせたい私』
毎日のように繰り広げられる戦いだった
だいたいいつも負けるのは私
ほぼ親の言うことを聞いて育ってきた私にとって、この娘の行動は理解できなかった
「この子はどうしてお母さんの言うことを聞かないんだろう?」っていつも思ってた
私の事をバカにされてるような気持ちにもなった
この頃の私は不安でいっぱいだった
こんな子だったら社会で通用しないんじゃないか?こんなに勝手なことばっかりやってたら嫌われていじめられちゃうんじゃないか?
毎日遅刻させるような親で、先生はどう思っているんだろう?
全然勉強もしないで、ついていけなくなったらどうなっちゃうんだろう?
こんな問題ばっかりの子を何とかいい子に育てなきゃ!!
そう思う気持ちがますます私と娘を戦わせる事になっていた
私の頭の中はいつも娘の事でいっぱいだった
つづく